電波状況最悪の中、奇跡的にあたしの助手と連絡がついた。
よーやくここから帰れるんだね。嬉しいやら名残り惜しいやらだよ。

「魔女よ、本当に行ってしまうのか?お前になら
 呪医のマスクを譲ってやってもよいぞ」
ありゃやだ、イケメンじゃないか。
そーだね、ひまができたらまた遊びに来てやってもいいかね。

なんつってたらセスナからパラシュートが飛び出した。
なにしてんだよ助手!っつーかケムリ吹いてる!!落ちてるー!!

で。あたしはまだこの村にいたりするんだよね。
村人からはありがたがられちゃったり、
珍しいものもわんさか見つかったり、それなりに楽しいけどさ。
…たく!助手のヤツと連絡がとれるまでだよ!?
あ、こら!そんなモン見つけてくるんじゃなーい!
標本にできなきゃ意味ないだろが!!

 

 

 

…この土地で通信機が使えるほど電波状況が良くなるのは
百年に一度ともいえるくらいのちょっとした奇跡だったのですが…
幸か不幸かセンセはそんなこと知らないのでした。

+マエ+ +モドル+ 

 


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